こんにちは! エウレカブログです!🎮✨
ゲーム開発の世界では、日々たくさんの企画が生まれ、熱い想いと共に開発が進められます。しかし、その全てがリリースされ、ヒットするわけではありません…。中には「これは絶対ヒットする!」と大きな自信を持っていたのに、厳しい現実に直面し、世に出ることなく眠ってしまった企画も存在します。😭
今回の「クリエイター語り」シリーズでは、私、スタッフHiroが、大きな期待と自信を持って進めていたものの、残念ながらリリースには至らなかったゲーム企画について、その内容から失敗の分析、そして得られた学びまで、包み隠さずお話ししたいと思います!
成功談だけでなく、こうしたリアルな経験談からこそ、私たち開発者が学べることは多いはず。ぜひ最後までお付き合いください!👀
自信作、その名は『Connect and Evolution!』! どんなゲームだった?🧩⚔️
その企画の名前は『Connect and Evolution!』。ジャンルとしては、パズル要素をメインに入れたRTS(リアルタイムストラテジー)ゲームでした。
プレイヤーは、画面下部にある自軍ユニットの中から、同じ色のユニットを指でなぞって繋げます。繋げたユニットは一体となって、画面奥から攻めてくる敵軍に向かって出撃! 敵を倒しながら、最終的に敵の拠点を破壊すればクリア、というシンプルなルールです。
このゲームの最大のキモは、「繋げる数」! ユニットを長く繋げれば繋げるほど、出撃するユニットが「進化」するんです!💪 例えば、「原始人 → 中世の騎士 → 近代兵器」みたいに、見た目も強さもどんどんアップグレードしていくイメージですね。だから、より早く、より多くのユニットを長く繋げることが、ステージクリアの鍵となる…そんなゲーム性でした。

着想の源泉は?💡 あの大ヒットパズルと市場トレンド!
この企画の根底には、まず『ディズニーツムツム』のような、「同じピースを繋げる系パズル」を作ってみたい、という個人的な想いがありました。


あのゲーム性って、ルールが分かりやすくて、指一本で直感的にプレイできて、しかも長く繋げた時の爽快感やスコアアップが気持ちいい!✨ この「繋げる楽しさ」は多くの人に受け入れられる、とても優れたメカニクスだと感じていました。
それに加えて、当時は『Crowd Evolution!』のような、ユニットがどんどん「進化」していく要素を含んだゲームが、ハイパーカジュアルだけでなく、様々なジャンルでトレンドになっていたんです。📈
そこで、「“繋げる”という分かりやすいパズル操作」と「“進化”というトレンド要素&成長実感」を組み合わせたら、面白くて多くの人に受け入れられるゲームになるんじゃないか!? これはイケる!🔥 と、当時は結構な自信がありましたね(笑)。形としても、ハイカジで親しまれている要素を入れつつ、シンプルにまとまったのでは? と思っていました。
どんなところが推しポイントでしたか?またはターゲットに刺さると考えましたか?
長く繋げたときに徐々に進化していくユニットを見ていると、上手くできたという実感が湧きやすく楽しいゲームプレイになったのではないかなと思ったのと、強いユニットが敵の弱くて多いユニット集団をつぎつぎに蹴散らしていく様子は、爽快感があって良い点だと感じています。
そこからの学びはありましたか?
パズル + バトルの組み合わせはハイカジでは珍しく、どちらかというとスマホのカジュアル・ミッドコアゲームであったりSteam等のコアゲームで親しまれているゲーム性でした。
要素は削ってカジュアルに仕上げたとは思っていましたが、やはりライトなプレイヤーからはそれなりに複雑そうなゲームだと思われてしまったのか、支持は受けられず低いCPIを獲得できませんでした。
将来的に奥深さを用意できるゲーム性ではありましたが、いかにシンプルに見せつつも奥深さイメージできる魅力を付与できるかが大事なのかもしれないなと思わせてくれました。
挑戦は続く! Hiroの今後の意気込み💪🚀
…と、失敗談を語ってしまいましたが(笑)、だからといって新しい、挑戦的なゲーム性に挑むこと自体が悪いことだとは全く思っていません! むしろ、市場にない新しい面白さを生み出すためには、挑戦し続けることが不可欠です。
今回の『Connect and Evolution!』から学んだ「シンプルに見せる工夫」や「魅力の伝え方」といった要素を活かしつつ、これからもユーザーを「あっ!」と言わせるような、常に挑戦的なアイデアを形にしていきたいと思っています!💪✨ もちろん、市場の声に耳を傾け、データに基づいた判断をすることも忘れずに、ですね!

まとめ:失敗は成功の母! 挑戦し続ける開発魂🔥
Hiroのリアルな開発体験談、いかがでしたか?🤔 自信を持って進めた企画が、必ずしも市場に受け入れられるとは限らない…。ゲーム開発の厳しさと、同時に、そこから学びを得て次に活かしていくことの大切さが伝わってきたのではないでしょうか。
失敗を恐れずに新しいアイデアに挑戦し、市場の声(データ)に真摯に向き合い、改善し続ける。私たちエウレカスタジオも、その姿勢を忘れずに、これからも皆さんに「楽しい!」と思っていただけるゲーム作りに挑戦していきます!💪✨
この記事が、同じように日々奮闘する開発者の皆さんにとって、何か少しでもヒントや共感を得られるものであれば嬉しいです。
それではまた、エウレカブログでお会いしましょう!👋