【温泉のキホン♨️】泉質って何?  主要10種類の特徴・効能・選び方を徹底解説!

【温泉のキホン♨️】泉質って何?  主要10種類の特徴・効能・選び方を徹底解説

こんにちは! エウレカブログです!🎮✨

日本人なら誰もが大好きな温泉!♨️  旅先で、あるいは近所の日帰り施設で、あの温かいお湯に浸かる瞬間は、まさに至福のひとときですよね…😌。

ところで、温泉に行くとよく「当館のお湯は〇〇泉です」といった表示を見かけませんか? 「単純温泉」「硫黄泉」「炭酸水素塩泉」…色々あるけど、「泉質って、結局なんなの?」「それぞれどう違うの?」と疑問に思ったことはありませんか?🤔

実は、この「泉質」を知ると、温泉選びが格段に楽しくなり、自分の体調や好みに合った温泉を見つけやすくなるんです! 今回は、そんな温泉の「泉質」の基本と、日本に存在する主な泉質の種類、その特徴などを分かりやすく解説します! 温泉の「スペック」を知って、温泉体験をもっと豊かにしましょう!💡

目次

そもそも「泉質(せんしつ)」って何?🤔💧

簡単に言うと、「泉質」とは、温泉に含まれている化学成分の種類と量によって決まる、温泉の性質・分類のことです。

日本の「温泉法」という法律では、地中から湧き出す温水、鉱水などで、特定の温度(源泉温度25℃以上)または指定された物質(19種類あります)を一定量以上含んでいるものを「温泉」と定義しています。

そして、その中でも特に治療・療養への効果が期待される温泉を「療養泉」と呼び、含まれる主な化学成分によって、大きく10種類(※)に分類しています。これが一般的に「泉質」と呼ばれるものです。

含まれる成分が違うから、色や匂い、肌触りが異なり、そして「温まりやすい」「肌がスベスベになる」といった、期待される効果(効能)にも違いが出てくる、というわけですね!✨

(※現在は環境省の新しい基準では9種類に整理されていますが、従来の10種類の分類名も広く使われているため、ここでは一般的な10種類でご紹介します)

日本の主な泉質をご紹介!✨ あなた好みはどれ?

では、代表的な10種類の泉質とその特徴を見ていきましょう!

1. 単純温泉 – みんなに優しい、温泉の基本形♨️

  • 特徴: 含有成分量が一定基準に満たない(薄い)温泉のこと。刺激が少なく、肌に優しいのが最大の特徴!✨  無色透明・無味無臭のことが多いです。pH8.5以上のアルカリ性単純温泉は、肌の角質を柔らかくしてスベスベにする効果が期待され「美肌の湯」「美人の湯」とも呼ばれます🥰。
  • 主な効能(一般的): 疲労回復、健康増進、ストレス解消など。幅広い人に適しています。
  • 代表的な温泉地例: 下呂温泉(岐阜)、道後温泉(愛媛)、湯布院温泉(大分)など全国多数。
下呂温泉
道後温泉
湯布院温泉

2. 塩化物泉 – 体ポカポカ!  湯冷めしにくい「熱の湯」🔥

  • 特徴: 塩分(ナトリウムイオンなど)を多く含む温泉。舐めるとしょっぱいです🌊。塩分が肌を覆うことで保温効果が高く、湯冷めしにくいため「熱の湯」や「温まりの湯」と呼ばれます。
  • 主な効能(一般的): 冷え性、切り傷、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病などに良いと言われています。
  • 代表的な温泉地例: 熱海温泉(静岡)、片山津温泉(石川)、指宿温泉(鹿児島)など。海沿いの温泉地に多い傾向があります。
熱海温泉
片山津温泉

3. 炭酸水素塩泉 – 天然の石鹸!?  スベスベ「美人の湯」✨

  • 特徴: 重曹(炭酸水素ナトリウム)や、カルシウム・マグネシウムを含む温泉。肌の表面を滑らかにし、皮脂や汚れを乳化させて洗い流す効果が期待され、入浴すると肌がスベスベ、ツルツルになる感触があります!✨  まさに代表的な「美肌の湯」「美人の湯」!
  • 主な効能(一般的): 美肌効果、切り傷、やけど、慢性皮膚病など。
  • 代表的な温泉地例: 嬉野温泉(佐賀)、奥津温泉(岡山)、平山温泉(熊本)、喜連川温泉(栃木)など。
嬉野温泉
奥津温泉
平山温泉
喜連川温泉

4. 硫酸塩泉 – 傷や血圧に?  種類豊富な「効能の湯」🩹💓

  • 特徴: 硫酸イオンを主成分とする温泉。含まれる陽イオンによって「ナトリウム硫酸塩泉」「カルシウム硫酸塩泉」「マグネシウム硫酸塩泉」などに分かれます。
  • 主な効能(一般的):
    • カルシウム硫酸塩泉: 鎮静効果があると言われ、切り傷、やけど、打ち身、捻挫などによく、「傷の湯」とも。
    • ナトリウム硫酸塩泉: 高血圧症、動脈硬化症などに良いとされることも。
    • マグネシウム硫酸塩泉: ナトリウム硫酸塩泉と似た効能が期待されることも。
  • 代表的な温泉地例: 法師温泉(群馬)、山代温泉(石川)、別府温泉(大分、一部)など。
法師温泉
山代温泉
別府温泉

5. 二酸化炭素泉 – シュワシュワ泡付き!  希少な「心臓の湯」💖🫧

  • 特徴: 炭酸ガス(二酸化炭素)が溶け込んでいる温泉。入浴すると体に細かい泡が付着するのが特徴です(サイダーやお湯の炭酸入浴剤をイメージ!)。炭酸ガスが皮膚から吸収され、血管を拡張させて血行を促進する効果があると言われています。
  • 主な効能(一般的): 高血圧症、動脈硬化症、切り傷、冷え性などに良いと言われ、「心臓の湯」と呼ばれることも。
  • 代表的な温泉地例: 長湯温泉(大分)、湯屋温泉(岐阜)、小坂温泉郷(岐阜)など。日本では非常に希少な泉質です!
長湯温泉
湯屋温泉
小坂温泉郷

6. 含鉄泉 – 鉄分補給!?  貧血にも良い「婦人の湯」💪🩸

  • 特徴: 鉄分を多く含む温泉。湧き出した時は無色透明でも、空気に触れると酸化して赤褐色や茶褐色に濁るのが特徴です。金気臭(かなけしゅう)や、少し渋みを感じることも。
  • 主な効能(一般的): 鉄分を含むため、貧血(特に鉄欠乏性貧血)に良いとされ、「婦人の湯」とも呼ばれます。リウマチ性疾患や更年期障害などにも良いと言われることがあります。
  • 代表的な温泉地例: 有馬温泉(兵庫、金泉)、伊香保温泉(群馬、黄金の湯)、関金温泉(鳥取)など。
有馬温泉
伊香保温泉
関金温泉

7. 硫黄泉 – 個性的な香り!  生活習慣病や美肌に?🥚✨

  • 特徴: 硫黄成分を含む温泉。ゆで卵のような独特の香り(硫化水素臭)が最大の特徴! お湯の色は無色透明なものから、白濁、黄色、エメラルドグリーンなど様々です。
  • 主な効能(一般的): 血管拡張作用があると言われ、生活習慣病(高血圧、動脈硬化など)、慢性皮膚病、慢性婦人病、関節痛などに良いとされます。また、メラニン生成を抑制する効果も期待され、美白の湯とも呼ばれることも。
  • 代表的な温泉地例: 草津温泉(群馬)、万座温泉(群馬)、登別温泉(北海道)、別府温泉(大分、明礬温泉など)など、全国に多数。
草津温泉
登別温泉

8. 酸性泉 – ピリッと刺激!  殺菌効果に期待の湯 🍋⚡

  • 特徴: 水素イオンを多く含み、pH値が低い(酸性温泉。舐めると酸っぱい味がしたり、肌にピリピリとした刺激を感じたりすることがあります。殺菌効果が高いと言われています。
  • 主な効能(一般的): 慢性皮膚病(アトピー性皮膚炎など特定の症状に良いとされる一方、刺激が強い場合も)、水虫などに効果が期待されます。
  • 代表的な温泉地例: 草津温泉(群馬)、玉川温泉(秋田)、須川温泉(岩手/秋田)など。こちらも比較的希少な泉質です。肌が弱い方は注意が必要な場合も。
玉川温泉
須川温泉

9. 放射能泉(ラドン泉)- 微量の放射線で活性化? 万病の湯?☢️🧘

  • 特徴: 微量の放射性物質であるラドンを含む温泉。無色透明・無味無臭が多いです。ラドンが気化しやすく、吸入による効果(呼吸器系への作用など)も期待されることがあります。
  • 主な効能(一般的): 痛風、高血圧症、動脈硬化症、慢性消化器病、神経痛、関節痛、筋肉痛などに良いとされ、「万病の湯」と呼ばれることも。(※放射能といってもごく微量で、安全性に問題はありません。むしろホルミシス効果という、微量放射線による活性化効果が期待されていますが、科学的根拠は議論中です)
  • 代表的な温泉地例: 三朝温泉(鳥取)、増富温泉(山梨)、有馬温泉(兵庫、銀泉)など。
三朝温泉
増富温泉
有馬温泉

10. 含よう素泉 – 意外と珍しい!!💧

  • 特徴: これは上記の療養泉9分類とは別ですが、特徴的なものとして。よう化物イオンを一定量以上含む温泉。うがい薬のような匂いがしたり、黄色っぽい色をしていたりすることがあります。
  • 主な効能(一般的): 飲用することで高コレステロール血症などに効果があると言われることもありますが、飲用には専門家の指示が必要です! 入浴での一般的な効能は他の泉質と重なる部分もあります。
  • 代表的な温泉地例: 新潟県の一部(月岡温泉など)や千葉県の一部など、限られた地域で見られます。
月岡温泉

泉質の調べ方&注意点 📜⚠️

  1. 温泉分析書をチェック!: 多くの温泉施設では、「温泉分析書(おんせんぶんせきしょ)」という、成分や泉質名、適応症(効果が期待される症状)、禁忌症(入浴を避けるべき症状)などが書かれた表が掲示されています。これが一番確実!
  2. 公式サイトやパンフレットで確認: 旅館や日帰り温泉施設のウェブサイトなどでも泉質情報を公開していることが多いです。
  3. 効能はあくまで目安: 泉質による効能は、一般的に言われているものであり、医学的な治療効果を保証するものではありません。体調や目的に合わせて、参考程度に考えましょう。
  4. 自分の体調と相談: 特に刺激の強い泉質(酸性泉など)や、持病がある方は、入浴前に医師に相談することをおすすめします。
  5. 飲泉はルールを守って!: 温泉を飲む「飲泉」ができる施設もありますが、必ず許可されているか確認し、用法・用量を守りましょう。

まとめ:泉質を知れば、温泉旅がもっと深く、もっと楽しくなる!♨️💖

日本全国に湧き出る多種多様な温泉。その個性の源である「泉質」を知ることで、

「今日は美肌の湯でツルツルになりたいな✨」

「冷え性だから、しっかり温まる熱の湯がいいな🔥」

「この独特の香りは硫黄泉か! 効きそう~!🥚」

というように、自分の好みや目的に合わせて温泉を選んだり、入浴中の感覚をより深く味わったりすることができるようになります!😊

もちろん、泉質だけでなく、ロケーション、雰囲気、食事、サービスなども温泉選びの大切な要素ですよね。でも、そこに「泉質」という視点を一つ加えてみるだけで、あなたの温泉旅は、きっともっと豊かで楽しいものになるはずです!

ぜひ、次回の温泉旅行では、泉質にも注目してみてくださいね! それでは、素敵な温泉ライフを!👋

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