こんにちは！ エウレカブログです！🎮✨
声だけでなく、豊かな表情や手の動きで想いを伝えるコミュニケーション、「手話」。 近年、手話が登場する映画やドラマが大きな注目を集め、私たちに多くの感動や新たな気づきを与えてくれていますよね。
これらの作品は、エンターテイメントとして私たちを楽しませてくれるだけでなく、手話という言語の美しさや表現力、ろう文化の奥深さ、そして多様なコミュニケーションのあり方について、深く考える素晴らしいきっかけを与えてくれます。
今回は、そんな「手話が登場する、心に響く映画／ドラマ」を、私たちエウレカブログ編集部が厳選して5作品ご紹介します！ ぜひ、あなたの世界を広げる一本を見つけてみてください。👇
目次
なぜ今、映像作品で「手話」が注目されるの？🤔 その魅力とメリット
手話が登場する作品を観ることには、たくさんの魅力とメリットがあります！
- 視覚的な言語の美しさ： 手話の流れるような動きや豊かな表情は、それ自体が芸術的！✨
- ろう文化への理解： ろう者の方々の生活や文化、歴史に触れることができます。
- コミュニケーションの多様性： 言葉だけではない、様々なコミュニケーションの形があることを知れます。
- 共感力UP： 登場人物の感情や状況を、より深く理解しようとすることで共感力が高まります。
- 字幕と映像表現の面白さ： 字幕と手話、そして俳優の表情が組み合わさることで生まれる、独自の映像体験！
私たちゲームクリエイターも、多様なキャラクターやコミュニケーションをどう表現するか、常に考えています。手話という視覚言語は、その表現の豊かさにおいて、非常に多くの示唆を与えてくれますね！💡
編集部員が選ぶ！ 心に響く「手話が登場する映画／ドラマ」5選（順不同）🎬✨
1. 『silent』(2022年／ドラマ) – 社会現象を巻き起こした、音のない世界のラブストーリー❄️💖
- 基本情報： ジャンル：ラブストーリー／ドラマ ／ 主演：川口春奈, 目黒蓮 (Snow Man)
- どんな物語？： 高校時代に恋人同士だった紬（つむぎ）と想（そう）。ある日突然、想から理由も告げられず別れを告げられた紬は、8年後、彼と偶然再会する。しかし、想は聴力をほとんど失い、手話を主なコミュニケーション手段としていた…。戸惑いながらも、再び惹かれ合う二人の、切なくて温かい愛の物語。
- 手話と物語のココに注目！👀／学びポイント💡：
- リアルで美しい手話表現： 丁寧な手話監修のもと、登場人物たちの感情が手話を通じて繊細に、そして力強く描かれています。手話の表現の豊かさに改めて気づかされます。
- 音のない世界を想像する： 主人公たちが直面するコミュニケーションの壁や、聴覚障害のある方の日常、周囲の理解、葛藤などが丁寧に描かれており、ろう者／難聴者の日常への理解を深めることができます。
- 新しい学習モチベーションに！: 若者たちのリアルな恋愛模様の中で自然に使われる手話は、手話学習者にとって「こんな風に話したい！」という新しいモチベーションになるはず！
2. 『聲の形』（2016年／アニメ映画）- 伝えたい「こえ」がある。心の成長と再生の物語🗣️👂
- 基本情報： ジャンル：アニメーション／ドラマ ／ 制作：京都アニメーション ／ 原作：大今良時
- どんな物語？： 小学生時代、聴覚障害のある転校生の少女・西宮硝子（にしみや しょうこ）をいじめていた石田将也（いしだ しょうや）。その後、孤立し心を閉ざしていた将也は、高校生になり硝子と再会する。過去の過ちと向き合い、失われた時間を取り戻そうとする二人の、痛くて切ない青春を描く。
- 手話と物語のココに注目！👀／学びポイント💡：
- 学校生活における「情報バリア」： 聴覚障害のある硝子が、学校生活で直面するコミュニケーションの困難さや、周囲との間に生まれる「見えない壁」がリアルに描かれています。
- 手話の役割と限界： 手話が重要なコミュニケーション手段として登場する一方で、それだけでは伝えきれない想いや、誤解が生じる様も描かれ、コミュニケーションの複雑さを考えさせられます。
- 子どもたちへの教材としても： いじめや障害、友情といったテーマを扱い、子どもたちに手話の必要性や他者への理解を伝える教材としても非常に価値のある作品です。
3. 『コーダ あいのうた』（原題：CODA / 2021年／映画）- 歌と手話で繋がる、家族の愛の物語🎶👨👩👧👦
- 基本情報： ジャンル：ドラマ／音楽 ／ 第94回アカデミー賞®作品賞受賞作！🏆
- どんな物語？： 家族の中で唯一耳が聞こえる高校生のルビー。彼女は、ろう者である両親と兄の漁業を手伝いながら、彼らの通訳としても忙しい日々を送っていた。そんな彼女が、合唱クラブに入ったことをきっかけに「歌うこと」への情熱に目覚め、家族の反対を押し切り、名門音楽大学への進学を目指す…。
- 手話と物語のココに注目！👀／学びポイント💡：
- リアルなろう者の日常と文化： 主人公ルビーの家族役には、実際にろう者の俳優（トロイ・コッツァーはアカデミー助演男優賞受賞！）が起用されており、彼らの自然で生き生きとした手話表現、そしてろう文化に根差した家族の姿が描かれています。
- 「コーダ（CODA）」という視点： CODA（Children of Deaf Adults：耳の聞こえない親を持つ、耳の聞こえる子供）であるルビーの葛藤や、家族への深い愛情、そして自立への道のりが感動的に描かれます。
- 音楽と手話の美しい融合： ルビーが歌うシーンや、家族が彼女の歌を「感じる」シーンなど、音と手話が織りなす表現は必見です！
映画『Coda コーダ あいのうた』公…
映画『Coda コーダ あいのうた』公式サイト 家族の中でたった一人健聴者である少女は「歌うこと」を夢みた。聴こえない耳に届く最高にイカした歌声が、今日、世界の色を塗り替える。 2022年1月21日[金] TOHOシネマズ…
4. 『サイン -法医学者 柚木貴志の事件-』（2019年／ドラマ）- 法医学ミステリーに登場する手話の役割とは？🩺✋
- 基本情報： ジャンル：法医学／サスペンス／ドラマ ／ 主演：大森南朋
- どんな物語？： 真実を追求する型破りな法医学者・柚木貴志（ゆずき たかし）が、様々な事件の謎を解き明かしていく法医学ミステリー。主人公の同僚で、手話でコミュニケーションをとるキャラクターが登場し、時に事件解決の重要な鍵を握る場面も。
- 手話と物語のココに注目！👀／学びポイント💡：
- 日本手話と日本語対応手話： ドラマの中で、手話の表現方法の違い（日本手話と日本語対応手話）に気づくヒントがあるかもしれません。
- スキルとしての手話： 手話が、特定の状況下で「特別なスキル」としてどのように機能し、社会的にどう認識されているか、という視点も得られます。
- ミステリーと手話： 緊迫した事件捜査の中で、手話がどのように情報伝達の手段として描かれているかにも注目です。
WEBザテレビジョン
大森南朋主演「サイン」最終話で全ての真実が明らかに！ | WEBザテレビジョン 大森南朋主演ドラマ「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系…
5. 『星の子』（2020年／映画）- 信じること、生きること。手話が繋ぐ家族の絆🌟👨👩👧
- 基本情報： ジャンル：ドラマ ／ 主演：芦田愛菜
- どんな物語？： 主人公のちひろ（芦田愛菜）は、幼い頃に病弱だった自分を救ってくれた「あやしい宗教」を深く信じる両親のもとで育つ。成長するにつれ、世間とのズレを感じ始めるちひろ。両親は、宗教的な理由から耳を塞ぎ、手話で会話する場面も登場します。
- 手話と物語のココに注目！👀／学びポイント💡：
- 文化や思想と結びつく手話： この作品では、手話が特定の信仰や生活様式と結びついて描かれています。手話が使われる背景の多様性を知る一例となります。
- “手話を使う人”の多様性： ろう者や難聴者だけでなく、様々な理由で手話がコミュニケーション手段となり得ることを、改めて考えさせられます。
- 言葉以外のコミュニケーション： 登場人物たちの間で、手話や表情、視線などを通じて、言葉だけでは伝えきれない想いが交わされる様子に注目です。
芦田愛菜主演、映画『星の子』公式…
芦田愛菜主演、映画『星の子』公式サイト 先行デジタル配信中 映画『星の子』公式サイトです。主演：芦田愛菜、監督：大森立嗣（『日日是好日』）で芥川賞作家・今村夏子の原作を初映画化！先行デジタル配信中
まとめ：映像作品から広がる、手話とコミュニケーションの世界✨
手話が登場するおすすめ映画／ドラマ5選、いかがでしたか？😊
- 社会現象を巻き起こしたラブストーリー『silent』❄️
- いじめと再生を描くアニメ映画『聲の形』🗣️
- アカデミー賞受賞の家族愛の物語『コーダ あいのうた』🎶
- 法医学ミステリーの中の手話『サイン』🩺
- 信仰と家族の絆を描く『星の子』🌟
どの作品も、エンターテイメントとして非常に面白いのはもちろん、手話という言語の美しさ、そして言葉を超えたコミュニケーションの大切さを教えてくれます。
これらの作品を通じて、手話やろう文化への理解が少しでも深まり、多様な人々が共に生きる社会について考えるきっかけになれば、私たちもとても嬉しいです。
ぜひ、お気に入りの作品を見つけて、感動と学びの時間を楽しんでみてくださいね！✨ そして、もしよろしければ、皆さんの感想やおすすめの手話作品も教えてください！
それではまた、エウレカブログでお会いしましょう！👋
