なぜハイパーカジュアルゲームクリエイターの道を選んだの? ハイカジの魅力をご紹介!【Hiro編】

目次

いつからゲームクリエイターを目指そうと考えていましたか?それはなぜですか?

当時エンジニアを目指そうと考えた時に、フロント or バックエンド、業界など様々な選択肢がありました。

自分はゲーム系の学校を卒業したわけではないのですが、ゲームをプレイするのは好きだったので「やっぱりゲーム開発者でしょ!」と深くは考えずにゲーム業界のエンジニア募集要項に片っ端から応募したんです。

転職エージェントを利用したのですが、確か5,60社くらいには書類を送ったと記憶しています…全て書類で落とされてしまったんですね。

結局WEB系エンジニアとしてデビューし日々を送っていたのですが、ある日在籍していた会社の新規事業としてハイパーカジュアルゲーム部門が立ち上がったという話がありました。

自社にはゲーム開発経験のエンジニアがゼロだったのでオフショア開発するということだったのですが、別軸で自分も作りたいと立候補したのが始まりです。

※フロントエンジニア・・・Webサイト・アプリケーションのフロントエンドの開発を担当

※バックエンドエンジニア・・・サーバーサイドのプログラミングやデータベースの設計・管理を担当

※オフショア開発・・・ソフトウェアのインフラ構築、システム開発、運用保守などの業務を委託する開発方法

ゲームの中でもハイパーカジュアルを選ばれた理由を教えてください。

偶然にも機会を得られ、手を伸ばせば届く位置にあったからというのが一番ですが、フロントの技術を勉強しながらでもゲームを構築できる開発コストの低さは、自分が当時ハイパーカジュアルゲームクリエイターとしてなんとか形を保てていた要因だと思います。

ハイカジクリエイターとして働いていて、良かったところを教えてください。

ゲームをプレイするユーザーと、ゲームについて頻繁に対話することができるという所でしょうか。

直接会話をするという意味ではなく、自分の考えに基づいてゲームを作り市場に出すと、その考えについてユーザーがどう思っているのかがプレイ内容の各数値として現れ、その結果に頻繁に触れられるということです。

数年かけて開発し、面白いかどうかがリリースして初めて評価されるようないわゆるソーシャルゲームと比べると、仮説の答え合わせを頻繁に行えるので、この経験を速いサイクルで何度も得られるのがハイパーカジュアルゲーム開発の特徴だと思います。

そしてこれらの経験はゲーム開発だけでなく今後のあらゆる社会経験で活かせると感じているので、そんな環境で良かったなと思っています。

反対に、ハイカジクリエイターだからこそ大変なことはありますか?

現在取り組んでいるハイパーカジュアルゲーム開発は、企画を含めて1~2週間程度でゲームの初期バージョン(プロトタイプ)をリリースし、テストという形でユーザーの反応を確かめます。

速いサイクルだからこそ失敗の頻度も高いというのは、特徴的だと思います。

もちろん意味のない失敗ではなく、後の成功に繋がるという確信はあるので心が折れることはないのですが、自分の中で自信が持てた企画に対して反応が悪かったり、良いと思った機能が逆に悪影響を及ぼしたりすると、瞬間的にはダメージを受けますね(笑)

日常で職業病を感じる瞬間はありますか?

年少の息子と遊んでいる時に、なんでもミニゲームのようにしてしまう癖があります!

「お米を全部食べきれたらクリア!よーいスタート!」、「同じ色のお皿を重ねろ!スタート!」のような…(笑)

楽しんでくれるので良いのですが、自然と日常を小さいゲームのように扱ってしまうのは、職業病なのかもしれません。

ハイカジのゲームクリエイターを目指すには、どんなことが必要でしょうか?

ユーザー目線と忍耐力でしょうか。

基本プレイ無料とはいえ製品ですから、手にとってもらうことはあってもそれがユーザーにとって良いものでなければプレイし続けてはもらえず、結果としてビジネスとして継続可能な収益を得ることは難しいと思います。

ハイパーカジュアルゲーム開発は製品そのものを自分の考えに沿って自らの手で生み出すので、つい自分の中にある考えだけを反映しがちになってしまうのですが、自分らしいゲームでありつつも、そこはしっかりと市場のデータを分析しユーザーの需要を読み取って、市場に合わせていける姿勢は大事だと思いますし、自分も日々忘れないように意識しています。

また、ハイパーカジュアルゲームの開発は短いスパンでゲームの良し悪しが判断されるので、失敗経験もなかなか高い頻度で得ることになると思います。

結果について一喜一憂しすぎず、失敗してもそれは成功に至るまでの必要な道のりなのだと思い前に進み続けられる忍耐力は、絶対に必要だなと日々痛感しています!

とはいえ自分も人並には落ち込みます!

最後に今のゲーム業界に対して思うことはありますか?

僕が意識するよりずっと前からゲームは存在していて、ビジネスとしても取り組まれています。

ジャンルとしては様々ではあるものの、いつだってカジュアルな気持ちで気軽にプレイできるゲームはありましたし、今後も需要はあり続けると信じています。

市場とともに自分も成長できるよう日々取り組んでいきます!

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