こんにちは! エウレカブログです!🎮✨
『High Heels』『Tangle Master 3D』『Fill the Fridge』…。 ハイパーカジュアルゲーム好きなら、一度は彼らのゲームを遊んだことがあるはず。 トルコ・イスタンブールを拠点に、世界のトップチャートを席巻し続ける、モバイルゲーム界の巨人「Rollic Games」。
なぜ、彼らはこれほどまでに、ヒット作を“連発”できるのでしょうか? その裏側には、「面白さ」の本質を追求する、シンプルで、しかし極めて強力な“哲学”がありました。
今回は、同じゲーム開発者として、私たちが尊敬してやまないRollic社の「ヒットの法則」を、最新の市場データと共に、徹底的に解剖・分析してみたいと思います!👇

「ハイブリッド化は“結果”である」― Rollicの、ブレない哲学とは?🤔
近年のモバイルゲーム市場のトレンドは、「ハイパーカジュアル」から、より長く遊べる「ハイブリッドカジュアル」へと移行しています。 Rollicもまた、収益の70%以上をアプリ内課金(IAP)が占める、ハイブリッドカジュアルの雄となりました。
しかし、彼らはこう語ります。 「ハイブリッド化を目指したわけではない。より良いゲームを作る中で、ハイブリッド化が“実現した”のだ」と。

この言葉にこそ、彼らの強さの秘密が隠されています。 彼らが何よりも重視するのは、ビジネスモデルや、流行りの機能ではありません。 「コアとなるメカニクス(遊びの核)が、とにかく面白いか?」 ただ、その一点。この、ゲーム作りの原点に対する、ブレない哲学こそが、Rollicの全ての土台となっているのです。

年間1000本をボツにする!? ヒットを生む、無慈悲な“プロトタイプ戦略”🔥
Rollicの哲学を、最も象徴しているのが、彼らの「プロトタイプ戦略」です。彼らは年間1,000本以上のプロトタイプ(試作品)をボツにし、そのうち、ソフトローンチ(試験的な公開)に至るのは、わずか40本程度だとか!🤯

この、一見、無慈悲にも思えるプロセスには、ヒット作を生み出すための、極めて合理的な4つのステップがありました。
- STEP 1: たった一つの“問い”に答えるプロトタイプを作る 手の込んだ装飾は不要。「この操作は、気持ちいいか?」といった、たった一つの問いに答えるためだけの、最小限の試作品を、超高速で開発します。

- STEP 2: 厳しい“指標”で、ふるいにかける その試作品をテスト配信し、「1日後も、また遊んでくれるか?(D1リテンション)」といった、厳しい指標(KPI)で、機械的に判断します。『Hair Challenge』というヒット作は、たった3レベルしかない状態でテストされ、それでも56%という驚異的なD1リテンションを記録したそうです。

- STEP 3: ダメなら、即座に“捨てる” 指標をクリアできなければ、そこに議論の余地はありません。即座に開発を中止し、次のアイデアに移る。このスピード感が、才能の無駄遣いを防ぎます。

- STEP 4: 成功の“兆候”が見えたら、全てを注ぎ込む 厳しいテストを生き残った、「面白さ」が証明されたプロトタイプにのみ、チームは初めて、イベントや、新しいステージといった、本格的な開発リソースを注ぎ込むのです。

ヒット作に学ぶ! Rollic流「面白さ」の作り方💡
この哲学と戦略から、具体的にどんなヒット作が生まれているのでしょうか?
- 『High Heels』👠: 「ハイヒールがどんどん高くなる」という、“一つのジェスチャーが、一つの感情を生む”、シンプルで、視覚的に気持ちいい快感を徹底的に追求した、デザインの傑作。

- 『Fill the Fridge』🧊: 「冷蔵庫の隙間に、綺麗にモノを詰める」という、誰もが日常で感じる、整理整頓の小さな快感を、ゲームのコアな楽しさに昇華させた、見事な着眼点。

- 『Screw Jam』🔩: 「ネジを外して、組み立てる」という、触っているだけで楽しいループを軸に、新しい道具や、目標といった「中間的な楽しさ」を加えることで、プレイヤーを飽きさせない、ハイブリッドなゲームデザインのお手本。

エウレカ的視点💡:「失敗」を恐れない文化が、最高の“成功”を生む
私たちゲーム開発者が、Rollic社の戦略から最も学ぶべきこと。 それは、彼らが「失敗」を恐れていない、ということです。

年間1000本のプロトタイプをボツにする、ということは、96%以上のアイデアが「失敗」する、ということ。 しかし、彼らにとって、それは「失敗」ではありません。最高のヒット作という、たった一つの「成功」にたどり着くための、必要不可欠で、最も効率的なプロセスなのです。
「失敗するかもしれないから、やめておこう…」 ではなく、 「まず、1日で試してみよう。ダメなら、明日には捨てて、次にいけばいい!」 この、失敗を恐れない、超高速な実験と学習のサイクルを、組織の「文化」として根付かせていること。それこそが、Rollic社の、本当の強さの秘密なのかもしれません。
まとめ:最高のゲームは、最高の“哲学”から生まれる✨
ハイパーカジュアルの巨人・Rollic社の、ヒットの法則。いかがでしたか?😊
その秘密をまとめると…
- 「面白いコアな遊び」を何よりも優先する、ブレない哲学!
- 年間1000本をボツにする、無慈悲で、しかし超合理的なプロトタイプ戦略!
- 失敗を恐れず、高速で実験と学習を繰り返す、組織の文化!
私たちエウレカスタジオも、この偉大な先駆者から学び、彼らを追い越すような、新しいヒットの法則を生み出せるよう、これからも挑戦を続けていきます!💪🔥
それではまた、エウレカブログでお会いしましょう!👋















